「ある日、仙川の焼きとりヤマトにいたわけだ。宴会のために」
「それで?」
「その時、入口に飾ってあるガミラス艦の模型に違和感があって良く見たら絶句した」
「なんで?」
「これはプラモデルになっていない新型駆逐艦か病院船だと思った。あとでいろいろ確認したが、それは新型駆逐艦だった。しかし、その1つ置いて隣のマニピュレーターを出しているガミラス艦が病院船だった」
「なるほど」
「しかし、そのレベルの話に平然と付いてくるヤマトファンもいるので驚きだ」
「それが驚き?」
「いや、小林誠さんがそれを写真に撮れ撮れと強く言っていたという証言があってね。のけぞった。こちらが発見する前に、既に小林誠さんも見出していたのだよ」
「その模型は、小林さんからの情報で見つけたの?」
「いや、自力で見つけた。その後で小林さんの話は聞いて絶句した。目の付け所は同じだった……」
「ところでさ。ガミラスの新型駆逐艦ってなに?」
「異次元空洞でヤマトを発見したガミラスの駆逐艦のこと」
「挑発しておけ、ってドメルから命令されたガミラス艦だね」
「それだ」
「ヤマト2199には相当するメカは無いんだね?」
「強いて言えばEX178になるのかな。しかしまるで似ていない」
「じゃあさ。病院船ってなに?」
「オクトパス星団で海峡を通ってきたガミラス艦のこと。本編中ではガミラス艦と言われているが、設定やシナリオは病院船」
「で、どうして新型駆逐艦か病院船だと思ったの?」
「砲塔が無く形が少しだけ似ているから」
「それだけ?」
「実は、パーフェクトマニュアル1だと見開きの両方のページに載っていて紛らわしいのも事実」
「ぎゃふん」